ティッシュソルトとは?

補完医療への関心は、ここ10年の間に非常に高まりつつあります。
実際にヨーロッパでは現代医学の医者の多くが患者に対して、鍼灸、整骨医、ホメオパシーなどの代替治療を積極的に受けさせるまでになっています。

現在のホメオパシー学の起源は18世紀にまでさかのぼり、ドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンによって確立されました。
19世紀になると、その弟子でやはりドイツ人医師のW. H. シュースラーがハーネマンの理論に基づいて治療を始めました。
シュースラーは当初、ホメオパシーレメディのすべてを使っていたのですが、次第にミネラルだけに絞るようになり、健康維持に必須であり人間の体に含まれるティッシュソルト(生命組織塩)のレメディシリーズを開発しました。

ホメオパシーの「同種のもので治療する」という根本原理と違い、ミネラルのレメディは身体細胞の栄養のアンパラスや不足を補うことによって病気を治癒し、本来の健康を回復するものです。
シュースラー医師は研究の結果、毎日の健康維持に必要不可欠である12のミネラル・ティッシュソルトを特定しました。


レメディができるまで

人間の体細胞は微小なイオンのかたちでミネラルを吸収します。
これに注目したシュスラー医師は、ホメオパシー学に基づくミネラル・ティッシュソルトは理想的な治療システムであると考えました。
というのは、有効成分、つまりミネラル・ティッシュソルトの一部に対してラクトース(乳糖)9の割合で混ぜたものを、長時間かけて細かく摩砕されるからです。
さらにこの混和物に9倍のラクトースを加えて希釈を繰り返します。
この各希釈物は「トリチュレーション(倍散材)」と呼ばれます。
ラクトースによる希釈と摩砕のプロセスは、求められるポテンシー(「希釈度」)になるまで何度も繰り返されます。
最終的なパウダーができるまでに全プロセスは実に42時間もかかるのです。


レメディの使い方

1. 投与量について

ホメオパシーと同様、ミネラル・ティッシュソルトについての適用量も症状のタイプや深刻度に合わせて調整するものなので、シンプルな定量が決められているわけではありません。
大人の場合は、1日3回食前に4錠ずつを平均的な適用量とします。症状がとても重い場合には、使用頻度を最高1時間毎に増やし、そして症状が沈静化するにつれ頻度を減らしていきます。
一般的なルールとして、子供に対しては1〜2錠の投与が推奨されます。



2.慢性病への使用

リューマチ痛や坐骨神経痛など問題の中には、少し異なるアプローチが必要なものもあります。
慢性症状に対しては、数週間にわたって少量を投与する長期的な治療を行い、症状が悪化した場合には頻度を増やします。
このような場合、症状をコントロールするには2錠ずつ1日2回が適量でしょう。
やはり、症状が緩和されたら投与量と頻度を減らします。
もし症状が続く場合には、必ず医師の診断を受けてください。


3.過量摂取について

ミネラル・ティッシュソルトはまったく安全で、過量摂取の危険性はありません。
実際に使用に慣れてくれば、どのような組み合わせで、どのくらいの投与量と頻度が自分にとって最も適切なのか判ってきます。
私たちの身体の新陳代謝や病気はすべて個人差がありますから、使用するレメディも異なります。
ですから自分のニーズに合わせて治療も変えていくべきなのです。
ミネラル・ティッシュソルトを試してみるうちに、自分に最もふさわしいシステムが見つかるでしょう。


4.ミネラル・ティッシュソルトの摂り方

ミネラル・ティッシュソルトの摂取は飲食前が理想的です。
容器の上蓋を使って口の中または舌の下に入れ、そのまま溶かします。
数秒間でさっと溶けます。
子供や3か月以上の赤ちゃんに投与する場合には、ミネラル・ティッシュソルトの錠剤は簡単に砕くことができますので、細かくしたものを舌下に入れてあげてください。
※錠剤は、直接手を触れないようお気をつけください。ミネラル・ティッシュソルトの効力が失われてしまいます。

ティッシュソルトFAQ

1. 妊娠中にミネラル・ティッシュソルトを使用しても大丈夫ですか?

妊娠中の薬の服用については、常に注意が必要です。
しかし、ミネラル・ティッシュソルトはきわめて安全であり、どのような場合にもその使用が問題になったことは報告されていません。

2.錠剤はどのくらいの期間、保存がききますか?

約4年。直射日光を避けて冷暗所で錠剤を保管してください。

3.私はラクトースにアレルギーなのですが、錠剤はアレルギー反応を起こしますか?

ミネラル・ティッシュソルトはラクトースを1錠当たり0.07グラム含んでいます。
ミルク・アレルギーだからといって、必ずしもラクトース・アレルギーとは限りません。
しかしほんの少量のラクトースでもアレルギー反応を起こすとわかっている場合には、ミネラル・ティッシュソルトの摂取は避けてください。

4.医師の処方による他の医薬品を服用していますが、ミネラル・ティッシュソルトの併用は問題になりますか?

ミネラル・ティッシュソルトは現代医学の薬剤とは異なるかたちで作用しますので、互いに効能や作用が衝突することはありません。
しかしご心配でしたら、医師にご相談ください。

5.副作用がありますか?

ミネラル・ティッシュソルトの有効成分はごく微量であり、またすでに身体の細胞に含まれている成分でもあるため、副作用はまったく報告されていません。
有効成分は体の新陳代謝機能を妨げたり損ねたり変えたりすることはありませんので、いかなるかたちの副作用を起こすことも考えられません。

6.わたしは糖尿病患者ですが、ミネラル・ティッシュソルトを摂取してもよいですか?

ミネラル・ティッシュソルトには微量(0.07グラム)のミルクと糖が含まれていますが、それが糖尿病患者にとって問題になることはありえません。もしもご心配でしたら、医師にご相談ください。